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2016年05月08日

独立前の個人事業主必見! 立ち行かなくならないためのブランディング〜セラピスト編〜

by 方喰正彰

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ブランディング・コンサルティングタントの、イマクリこと有限会社Imagination Creativeの方喰(かたばみ)と申します。


同僚の方から、私のことをお聞ききになったという女性から「セラピストとして独立したいのですが、まずはどうしたらよいでしょうか?」というご相談をいただきました。今回は、セラピストが独立するために必要なブランディングについて考えてみましょう。




【ご相談者様:アキさん(仮名)32歳】


トレーナー系の専門学校を卒業後、エステサロンを展開する企業に入社。27歳で結婚し、自分のキャリアを考える中でセラピストに興味を持ち、知り合いの紹介でセラピストの勉強を始める。勉強を始めて5年目を迎え、資格なども複数取得し、セラピストとして自宅サロンを開業したいと考えるように。個人的なお付き合いで10名ほど、定期的にセラピーをしているお客様がいる。自宅サロンで今と同じだけの収入を得られるようにするにはどうしたらよいのか。



【方喰の視点】


結論から申し上げると、私はアキさんに「独立する前に、アキさんご自身のブランドを立ち上げましょう」とお伝えしました。


なぜか?


アキさんは勉強熱心で複数の資格を取得されていましたが、そのことがかえって専門性を薄めてしまっていたからです。つまり、初めてアキさんを知った人から見ると「あれもこれもできる人」という状態でした。


そこで、本業や取得している資格を含めて、専門性を創り出す必要性をお伝えしました。


「専門は何かと言われれば、今の職業であるエステシャンですが、セラピストとして一番ご依頼が多いのはAというセラピー方法(技術)です」とアキさん。


お話をうかがうと、アキさんはAについてさらに探求していきたいという気持ちと自信があるとのことでしたので、Aでアキさんのブランディングを行うことにしました。



【方喰からのアドバイス】


そんなアキさんへの私からのアドバイスは下記のようなものでした。


「アキさんのAというセラピーについて、Aを打ち出すだけでは不十分ですので、Aに関するアキさんの独自性、特徴を見直してみましょう。Aとアキさんとの関係性を一度すべて書き出してみて、そのなかから将来、お客様となりうる方にとってベストなものをまとめていきましょう。それがないと、Aという資格を持っていて、同じように自宅サロン、もしくはAというセラピーをしている人全員がアキさんのライバルになってしまいますよ」


アドバイス後、アキさんは自分の歩んできたエステシャンとしての実績や想い、Aに取り組むセラピストとしての想いを改めてじっくりと考えられました。


そして、Aを主体にしてお客様と向き合うために、自分の独自性と強みを活かすために取捨選択をなさいました。あわせて、自宅サロン開業に向けての準備も着々と進め、33歳の誕生日に開業しようと目下ラストスパートの状況だそうです。



【セラピストとしてのブランディングのポイント】


「取得・保有している資格」や「自分自身の想い」で、独立の方向性、サービス内容を決めてしまうと、独りよがりの自己満足の独立になってしまいがちです。自分の持っている資格や強みを活かし、独立後にもそれらの強みが積み重ねていけるようにブランディング戦略を検討することが大切です。


選ばれるセラピストになるためには「資格に頼った独立」「自分の想いを全面に出した起業」ではなく、自分自身の強みをお客様の「ニーズ」に合わせる形で考えることが重要になってきます。




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