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2016年10月03日

なりたい自分になれる方法−ハラの使い方

by 斎藤美由紀

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前回、なりたい自分になれる方法の一回目としてスコトーマ(盲点)の外し方についてお話ししました。今日はスコトーマを外した後、目標に向かうために助けとなるコツについてお話しましょう。

私のとても親しい友人がなぜかいつも他人に自分の意を酌んでもらえないというのです。つい最近もこんなことがありました。

劇場に一緒に行く待ち合わせの時のこと。  
1人が4,5人分のチケットをまとめて取り、皆で待ち合わせてミュージカルを見に行くことになりました。  

彼女は慣れない道を車で行くので万が一遅れてしまってはみんなに迷惑が掛かると考え、チケットを手配した人に「自分のチケットだけ先に渡しておいてほしい」とお願いしました。 

ところがその人は、「大丈夫、大丈夫」と言って取り合ってくれません。そのほうが自分が安心できるから、とお願いしても聞いてもらえなかったというのです。

彼女は、いつもこのように自分の希望を聞いてもらえないというのです。この時は結果としてやはり道に迷ってしまい、開演3分前というぎりぎりの到着になってしまいました。遅れて焦るわ、「チケットさえ渡してくれていれ
ば・・・」と腹が立つわでミュージカルを十分に楽しめなかったそうです。

友人の悩みを聞いて、私は想像してみました。もし私がそのチケットを手配した人だった場合どう伝えるだろうか、と。すると、私も「大丈夫、大丈夫」と言うだろうと思ったのです。

では、どうして?
それは、彼女の言い方がとても優しいから。そのように伝えると、彼女はその人に何度も言ったし、強くも言ったというのです。

では、なぜ?

もう一度分析してみると、それは彼女の「声」のせいでした。声に力がないのです。だから頼りなく聞こえてしまうのです。

「声」の影響力について、ビジネス・セミナーなどでは聞いたことがあるかと思います。プレゼンテーションを成功させる話し方と発声法、よい声はビジネスを成功させる、など。ビジネスシーンでの声の重要性はよく語られていることです。

しかし「声」が重要なのはビジネスシーンだけではありません。日常生活でもコミュニケーションにおいては「声」が重要な役割を果たし、人間関係に少なからず影響を与えているものなのです。

あなたの周りの人を「声」を基準に観察してみてください。すぐにその重要性がわかるはずです。
それではどのように「声」を出したらいいのでしょう?

重要なのは腹式呼吸です。おなかに息を吸っておなかから声を出す。大きな声である必要はありません。その時に意識してほしいのが「ハラ」と呼ばれる部分です。

気功で「丹田」と呼ばれる部分で、股からへそを結ぶ線の中間くらいに存在します。厳密には「ハラ」と「丹田」は少し位置がずれるらしいですが、日本ではほとんど同義として扱っているようです。

この「ハラ」の部分に息を吸い込み、「ハラ」から声を出す練習を繰り返しましょう。響く声が出てあなたの言葉が相手の心に響きます。

また、瞑想の時にもこの「ハラ」呼吸を行えば心が静まり思考が停止して深い瞑想へと入ることができます。
なりたい自分になるためには、意志の疎通を図り人間関係を円滑にすることも大切です。

自分の意見を聞いてもらうこと、相手の意見を理解すること。その第一歩として「ハラ」から「声」を出すことをお勧めします。自分でうまくいかないという方はヴォイストレーニングなどのセミナーを受講するのもいいかもしれません。



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