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2016年10月31日

あなたを必要としている誰か

by 斎藤美由紀

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今日は日本で、おそらく世界でも初めて無農薬でリンゴを育てることに成功し映画にもなった  木村秋則さんの本から、とても意味深い一節をご紹介します。

リンゴは栽培される青果物の中でも一番農薬を使うといわれるくらい、年に何度も農薬を散布する作物です。
農薬が体に合わず、散布のたびに寝込んでしまう奥さんの為に木村さんは農薬を使わずにリンゴを育てることを試みます。

しかし、リンゴを農薬や肥料を使わずに育てるのは不可能と言われていました。
それでも木村さんは独学で試行錯誤し私財をなげうって、まわりの人からも見捨てられ孤立しながらも苦労の末にようやく無農薬のリンゴ栽培に成功するのです。

その経験から木村さんはリンゴ栽培だけでなく地球と人間との関係や宇宙の采配を学びました。沢山の本を出版されてそのことを私たちに伝えてくれています。

その一冊、「奇跡をおこす 見えないものを見る力」(扶桑社)の中からの一節を抜粋しました。

「岩木山でドングリの木を見るまで、私もそう思っていました。
 だから、土の上だけを一生懸命見て、本で読んだ知識を振りかざして、リンゴのためにがんばっているつもりになっていました。本当に見なければいけないことは。何も見えていなかったのに。
 ドングリの木のまわりには、雑草や虫やほかの木や鳥など、色々な生き物が生きていました。そのなかで、何ひとつ無駄なものはありませんでした。何ひとつ欠けているものもありませんでした。
 それぞれが影響し合い、自分が生きるためにお互いつながっている。そんな世界がありました。
 命が循環し、まわりに生かされ、自分も周りを活かしている世界。
 自然は、なんと偉大な仕組みで動いているのかと思い、人間も、その中のたった一つの命にすぎないと気づきました。」

この一節は、私たちが存在するこの世界のどの一部をとっても通用する普遍的な真理だと思いました。

人間の社会だけに焦点を当てても「それぞれが影響し合い、自分が生きるためにお互いつながっている。そんな世界」「まわりに生かされ、自分も周りを活かしている世界。」です。

人は皆、一人ではありません。私たちの思考も影響し合い繋がっています。
皆さんは「自分なんかこの世の中に必要のない人間なのでは?」「生きている意味はないのでは?」、そんな風に思ったことはありませんか? 

木村秋則さんの本を読むと、「何ひとつ欠けているもの」はなく、「何ひとつ無駄なもの」もないと悟るはず。自分の存在がこの地球上で必要不可欠で、まわりに影響を与えていると思うとき、とても温かい気持ちになれるでしょう。


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